HSBC香港 維持手数料無料へ -アドバンスAdvance口座・パーソナルインテグレーテッドPersonal Integrated口座の維持手数料が2019年8月より改定!!-
ご無沙汰しています、投資家医師TOMでございます。生きています。
久しぶりのブログ更新です(笑)
私は2016年にHSBC香港の銀行口座・投資口座を開設しました。
2019年8月に口座維持手数料が大幅に変更されたので、紹介します。
以前の口座種類と維持手数料(2019年7月31日まで)
最低預金額 (3か月平均、TRB) |
口座維持料(月額) ※TRBを上回れば徴収されない |
|
Jade ジェイド |
7,800,000HKD (780万HKD) |
Free |
Premier プレミア |
1,000,000HKD (100万HKD) |
380HKD |
Advance アドバンス |
200,000HKD (20万HKD) |
120HKD |
Personal Intgrated パーソナル・インテグレーテッド |
5,000HKD (0.5万HKD) |
60HKD |
2019年1月から最上位の ”Jade” が設定されています。
いわゆる、プライベートバンクのようなものですね。最低預金額もざっくりと1億円です!!
以前は、アドバンス口座、PI口座ともに、最低預金額を下回ると口座維持費がかかっていました。
現在の口座種類と維持手数料(2019年8月1日から)
最低預金額 (3か月平均、TRB) |
口座維持料(月額) ※TRBを上回れば徴収されない |
|
Jade ジェイド |
7,800,000HKD (780万HKD) |
Free |
Premier プレミア |
1,000,000HKD (100万HKD) |
380HKD |
Advance アドバンス |
200,000HKD (20万HKD) |
Free |
Personal Intgrated パーソナル・インテグレーテッド |
None | Free |
なんと、2019年8月1日からはAdvance口座とPI口座の口座維持手数料が免除されました!!
PI口座は最低預金額もなくなっています。
Advance口座であっても、
最低預金額を満たしていないと下位のPersonal Integrated口座にダウングレードさせられることがあります。
Advance口座のメリットを享受するためには、TRB(3ヶ月の平均預金残高)が200万HKDを超えておく必要があります。
口座の違い(Jadeは除く)
Premier | Advance | Personal Integrated | |
基本情報 | |||
最低預金額(TRB) | 100万HKD | 20万HKD | 0.5万HKD |
口座維持費 | 380 HKD | Free | Free |
国際サービス | |||
グローバルトランスファー、グローバルビュー | 無料 | USD 7 | 利用不可 |
※Emergent Encashment | 無料 | 無料 | 20 USD |
外国口座紹介 | 無料 | 800 HKD | 1,600 HKD |
外国HSBCでのステータス | プレミア | なし | なし |
投資、クレジットカード | |||
電話での株式オーダー | 24時間利用可 | 24時間利用可 | 利用不可 |
Unit Trust手数料 | 最低1%まで割引 | 最低1.5% | 最低2.5% |
審査なしで発行可能なクレジットカード(年会費無料) | HSBC Premier Mastercard® | HSBC Advance Visa Platinum Card®(…とは書いてある) | なし |
上記クレジットカードの特典(一部) | Free Global Wi-Fi(Boingo)、レストランで1名分無料、特定ホテルで2滞在したら2泊無料、エアポートリムジンサービス250HKD、Expediaゴールド会員、Expedia 10% off | Expediaで10% off | |
サービス | |||
店舗 | 世界中のプレミアセンターを利用可 専任担当者によるサポート ※デジタルカウンター |
優先カウンター | 通常のカウンター |
テレホンバンキング | 24時間365日利用可(プレミア専用窓口) | 24時間365日利用可(アドバンス専用窓口) | 通常の電話対応 月~土 9:00~17:30 |
※Emergent Encashment:AMTカードや現金を海外旅行中に紛失してしまった場合、自らの口座から現金を引き出すことが出来るサービス。国際展開している銀行ならでは。
※デジタルカウンター:インターネット経由で支店の混雑状況の確認や整理券の発行、来店予約が出来る。
「出典:HSBC HK Premier HP」
PIではなく、Advance口座をもつ意義
PI口座ではなく、Advance口座を持っておくことのメリットとしては、
- Advance専用カウンター
- 担当者がつく
- Unit Trustの購入手数料(最小1.5%)・金利などのちょっとした優遇
- グローバルビュー(Global View)で世界のHSBC口座を管理できる(有料:US$7かかる)
- クレジットカードが作れるかもしれない(現在、非居住者はかなり厳しいみたいですよ)
- 他国のHSBC口座の紹介(HK$800かかる)
が主なものです。
日本の居住者からすれば、Unit Trustの購入手数料が優遇されたり、香港に行った際にAdvance口座専用窓口が使えるのであまり並ばなくていいなどのメリットが大きいでしょうか。
Advanceを持っておくメリットを感じなければ、PI口座でよいでしょう。
日本国外に口座をもつメリット
HSBC香港に自分の口座を持っておくメリットは、国外への資産形成という観点が一番大きいです。
さらに、日本円でなく外貨での資産形成が大切だと思います。
そのうち円安になるだろうしね。
また、日本では購入できない商品(Unit Trustなど)を購入できるということも、非常に大きなメリットです。
詳しくはこちらの記事を読んでみてください☆
ディスカッション
コメント一覧
HSBC香港お助け支店さんで年会費無料のマスターカード(HSBC Red Credit Card)を今日の記事で紹介されています。
http://blog.livedoor.jp/hsbc_otasuke/
僕はPI口座ですが、敷居が低くなって便利になりました!
初心者さま
コメントありがとうございます☆
実はそのクリスマスカラーのクレジットカード、いま申請中なんです(笑)
非居住者でクレジットカードを持てるのは非常にありがたいですよね☆