【2017年夏】フィリップ証券・フィリップ・フューチャーズ Phillip Securities / Phillip Futures 口座開設 備忘録
2017年の夏、シンガポールの証券会社Phillip Capitalグループ内にある、
フィリップ証券(Phillip Securities)とフィリップ・フューチャーズ(Phillip Futures)
に口座開設を行いました。
Phillip Capitalというグループが運営しています。
こちらの証券会社についてはネットに情報があふれており、いつも参考にしている、海外投資を楽しむ会のホームページにもいろいろと情報が出ています。
今回開設するにあたって、最低預金額などが変わっていたため、記録として残しておきます。
どちらも同じグループ内の会社ですが、それぞれに口座開設を行わなければなりません。
正直、先物やオプションを頻回に行わなければPhillip Futuresはいらないかもしれませんが、通貨の両替を格安でできるので一応口座開設を行っておきました。
Phillip Securities
口座開設は郵送または現地窓口にて行います。海外旅行のついでに窓口の方が楽しいかもしれません。
わたしは郵送にて行ったため、郵送のみ書いておきます。
ホームページに「Apply Online Now」というボタンがあるので、そこから手続きを進めます。
必要書類・送金
- 口座開設申込書
- パスポートのコピー
- 住所証明(銀行残高証明書)
※パスポート認証などが必要との情報があるが、
①シンガポール国内銀行からの送金(SGD 1,000以下)
②シンガポール国内外銀行から送金(SGD 1,000以下 or それ相当の外貨)
③パスポート、住所証明書類の認証を受けるのいずれかを選ぶことが出来る。
対応通貨:SGD, USD, HKD, MYR, AUD, JPY, GBP, CNY, EUR, CAD
送金先:
Citibank N.A. Singapore(SGD, AUD)
Standard Chartered Bank Singapore (USD, HKD, GBP, CNY, CAD)
HSBC Singapore (JPY)
Maybank (MYR)
Phillip Securitiesの入金先は通貨ごとに異なりますが、わたしはSMBC PrestiaよりUSDを送金しました。
(Prestiaからの送金手数料\3,500のみでいけました。Citibankなので受取手数料かからず)
自分の銀行から送金することで認証となり、口座開設完了!!
※最低預金額がSGD 5,000以上とネットには書いてあるが、今回の口座開設ではSGD 1,000以下の送金だけで可能でした。
Phillip Futures
口座開設は郵送または現地窓口にて行います。同じく郵送の場合について書いておきます。
Phillip Futuresに関しては、ホームページに口座開設するならばオフィスに来てくださいと書いてあって、オンラインの開設ボタンがなかったため、お問合せ画面からメールにて口座開設ができるか、出来るなら書類を送ってほしいとお願いしました。
(英語で送りましたが、日本語でもよさそうです。。。)
すると、メールに添付して申込書類などを送ってくれます。
必要書類
- 送ってもらった口座開設申込書(サイン認証必要)
- パスポートのコピー(パスポート認証必要)
- 住所証明書類
この書類に記入して、サイン認証は行政書士さんを探して行っていただきました。
※Phillip Futuresでは書類認証作業が必要です
行政書士さんのところでは、サイン認証とパスポートのコピー認証で約1万5千円ほどかかりました。
そして、この書類を郵送するのですが、郵送する前にPDFで取り込んでメールで送信して、間違いなどがないか確認してくれます。
間違いがあれば言われたとおりに直して、再度チェックしてもらい、OKがでたら郵送します。
書類がPhillip Futuresに届くと、電話でリスクの確認作業を行うので、都合のよい日を教えてほしいと連絡がきます(日本語)ので、希望を伝えて電話でお話し(日本語)をして、数日待ちます。
すると、メールで初期入金(Initial Deposit)の連絡がきます。
初期入金 Initial Deposit
SGD 500 or 同等以上の外貨
対応通貨:SGD, CAD, CHF, CNH, EUR, GBP, HKD, JPY, NZD, USD
※ネットにはInitial DepositはSGD 10,000と書いてありますが、現在は緩くなっているのでしょうか、この値段でした。
Phillip Futures送金先
Citibank Singapore(SGD, CAD, CHF, CNH, EUR, GBP, HKD, JPY, NZD, USD)
DBS Singapore(SGD, USD)
UOB Singapore(SGD, USD)
OCBC Singapore(SGD, USD)
HSBC Hong Kong(CNH, HKD, JPY, USD)
に口座があり、いずれか送金先を選べます。
ん?
HSBC Hong Kong!?
ということで、私はHSBC HKに口座を持っているので、こちらからHKDで入金しました(送金手数料は無料)。
これで口座開設終了!!
海外投資のハブとしてHSBC HKの口座は役立ちますね☆
まとめ
ということで、海外証券会社の口座開設が趣味の領域に入ってきました(笑)
ネットの情報と少し状況が変わっていました。金額的に口座開設が緩くなってきているのでしょうか。口座数を増やしたい時期なのでしょう。
ひとまず、無事に終わりました。
マイナンバーは通知が必要でした。CRS参加国であり、ちゃんと記入しました。
Phillip Securities/Futuresのいいところは日本語サポートがあることです。
いずれも、途中から日本人が対応してくれました☆
Phillip Securities とPhillip Futuresは同じプラットフォーム「POEMS 2.0」で取引ができます。モバイル版の「POESM Mobile 2.0」も見やすくて使いやすいです☆
ダウンロード型の「POEMS Mercury」も先進的で使いやすいです。BOOM証券とは違います。
ただ、FXや先物・オプションをアクティブにトレードする場合は、Futuresでは他のプラットフォーム(POEMS Professionalなど)を使用した方がいいです。
こちらについても、電話で相談にのってくれます(日本語で)。
興味のある方は是非!!
シンガポールではETFによるインデックス投資をおこなうつもりなので、少しずつETF/REITの積み立てを行っていく予定です。Unit Trustでもいいかもしれません。
送金通貨
ひとつ困るのがプレスティアがSGDに対応していないことです。
JPYかUSDで送金すればいい話なのですが、通貨をかえるごとに多少なりとも手数料がかかってしまいますし、プレスティアでの日本円送金は郵送による都度申し込みなので、そこが難点です。
USDで送ってPhillip Futuresの”FX Invest“という両替機能を使ってSGDにするのがいいのかもしれません。
また、Singaporeに上場しているETFはUSDで買えるものも何種類もありますので、USDのままでも購入できますし。
それか、一番はHSBC香港から直接入金することですね。
大好きなTransferWiseを使えば、HSBC香港にはかなりの低価格で資金移動を行うことが出来ます。
HSBC香港からPhillip Futuresへの入金は無料です(Phillip Futuresの口座がHSBC香港であるため)。
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