【2017年夏】Firstrade(ファーストレード)口座開設 備忘録
2017年の夏、アメリカの証券会社であるFirstrade(ファーストレード)に口座開設を行いました。
Firstrade証券について
簡単にFirstradeの概要について書いておきます。
商品
- 株式・上場投信(Stocks/ETFs)
- オプション(Option)
- 投資信託(Mutual Fund;イギリス風の言い方だと”Unit Trsut”。米国在住でないと購入できない商品もあり)
- 債券(Fixed Income)
- 時間外取引(Extended Hours Trading)
手数料
口座維持手数料・凍結口座維持手数料
無料
最低預金額
なし
現物株取引
$2.95 ⇒$0(2018年8月23日~)
いくら株を買っても手数料は変わりません。
以前は$6.95程度だったものが、$4.95となり、$2.95となり、現在は無料です。
オプション取引
$2.95+$0.5/contract ⇒$0(2018年8月23日~)
Mutual Funds
$9.95 (手数料無料のものもあり) ⇒$0(2018年8月23日~)
債券
金利による
アメリカの証券会社同士の比較
⇓⇓(2018年8月23日~)
Firstradeのホームページから引用
メリット
- 口座維持にお金がかからない
- 株式の取引手数料が無料
- リアルタイム株価(Realtime Quotes)が無料
- DRIP(Dividend Reinvestment Plan;配当再投資制度)が無料でできる
- シンプルで使いやすい
- スマホ用アプリは指紋認証に対応していてセキュリティもOK、しかも使いやすく見やすい
- 日本人でも使用している人が比較的多いので情報がある
Free ETF (購入手数料無料のETF)
Firstradeで扱うFree ETFは700種類にものぼります!
こちらの記事も参考にしてください!
VOOやPFFも購入手数料無料なんです!!
※ただし、2018年8月23日からETFの購入手数料はすべて無料となりました。Free ETFどころではありません(笑)
デメリット
- 入金が海外送金になる
Interactive Brokersに比べると手数料自体は高い(IB:1ドル/取引、Firstrade:2.95ドル/取引)。実際は、その他の維持料で総合的にはFirstradeの方が安いことの方が多いですが。- 日本語サポートはない
- トラブルが起こると自分でメール・電話をして解決しなければならない
- 本格的にオプション取引をするとなるとInteractive Brokersには及ばない(簡単なオプションなら全く問題ない)。
といったところでしょうか。多少、英語でコミュニケーションが取れればデメリットを上回るものがあると思います。
海外送金の問題も、米国の銀行(Unionbankなど)とTransferWiseがあればほぼ解決されます。
なぜFirstrade証券にも口座を作ったのか
正直、アメリカ株投資では、Interactive Brokersがあれば事足ります。
オプションをやろうと思えば、十分な環境とプラットフォームがそろっています。
Interactive Brokersのデメリットは
資産が10万ドル以下だと、毎月10ドルの口座維持費がかかってしまうこと。
たったこれだけです。あとは最高!!
今回、Firstradeにも口座を開設しておこうと思ったのは、
今のうちじゃないと口座開設できなくなるかもしれないから
これだけです(笑)
外国客にも人気のFirstrade証券ですが、一度日本人の新規口座開設が停止となった時期がありました。今後もいつそうなるかわかりません。
Firstradeでは口座維持費や最低入金額などもないので、ひとまず作っておこうと思いました。
そのうち、高配当銘柄などで投資も行う予定です。
口座開設方法
⇑⇑こちら⇑⇑ から必要事項を記入して申し込みを行います。
終わったら、申込書類を印刷します。自分に必要な書類が、リストアップされますので、それをホームページにログインしてから、ダウンロードして、記入します。
日本居住、グリーンカード非所有者、職業は医療関係。
このたびは、オプション口座とマージン口座(信用取引口座)を申し込みました。
必要書類
- Online Service Agreement
- Option Application and Agreement
- Customer Margin and Short Account Agreement
- W8-BEN
- Passport
以上を、
- 郵送
- E-mailに添付
- ホームページからアップロード(PDF files only)
のいずれかで提出します。
私は、PDFファイルにしてからアップロードしましたが、翌々営業日ぐらいに
Congratulations! Your Firstrade account(###-#####) has been approved.
というメールが送られてきました。
これで口座開設完了。
日本から郵送でできてしまいます♪
マイナンバー
され、皆さん、一番気になることがありますよね。
そう、忌まわしきマイナンバーです。
今回Firstradeに口座開設にあたって、CRSに参加していないけどもFATCAで日本と提携しているアメリカの証券会社にマイナンバー通知の必要があるのか。ということが、私は一番気になっていました。
※CRS参加国(マイナンバー通知が必要になるだろうと思われる国々)
※FATCA参加国(アメリカ国民の税金情報を共有しますよという国々)
結果としては、
マイナンバー通知は行わなくても口座はactivateされました!!
提出書類のW8-BENに、”Foreign Tax Identifying number(if any)”とありますが、そちらは未記入で提出しましたが問題はありませんでした。
そのうち制度が整ってくれば、提出を求められるかもしれませんが。。。
いずれにせよ、出国税の施行やマイナンバーで個人資産に対する関税逃れを国をあげて(国家同士が協力もしつつ)取り締まってきています。
脱税をするつもりはありませんが、そのように規制されると非常に気分の悪いものですね。
思い立ったら口座開設!!
何事も思い立ったらすぐに行動することが一番です!!
口座維持費がかかるものではありませんから、みなさんも是非挑戦してみてください☆
こちらからどうぞ☆
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