香港市場手数料比較(海外証券会社編) ーHSBC香港・BOOM・KGI・Phillip・Interactive Brokersー
香港株への投資方法です。
今回は、海外の証券会社(銀行)に限って紹介します。
HSBC香港
HSBC香港 | 香港株 | 決済通貨 |
口座管理料 | HKD 25/月(総合口座の場合) | HKD or RMB |
売買手数料 | WEB:0.25% (最低HKD 100 or RMB 100) 電話:0.40% |
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株式購入時の その他手数料 |
StampDuty:0.1%(HKD 1,000あたりHKD 1)
TransactionLevy:0.0027% HKExTradingFee:0.005% DepositTransactionCharge:HKD 30 |
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配当受取手数料 | 配当金合計額の0.50% (HKD 30/RMB 30~HKD 2,500/RMB 2,500) |
HSBCは、手数料は一般的です。口座維持費がかかるのがデメリットです。
ただし、Stocks Monthly Investment Planは手数料がかからず、この手のサービスでは一番のお勧めです。後の、Monex BOOM SecuritiesやKGIでは手数料がかかってしまいますからね。
私は、HSBCに入金しているお金も運用したいので、HSBCで香港株投資を行っています。
Monex BOOM Securities(BOOM証券)
Monex BOOM Securities | 香港株手数料 | 決済通貨 |
口座管理料 | 無料 | HKD or RMB or USD |
売買手数料 | 0.18% (最低HKD88 or RMB88 or USD12) |
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株式購入時の その他手数料 |
StampDuty:0.1%(HKD 1,000あたりHKD 1)
TransactionLevy:0.0027% HKExTradingFee:0.005% CCASS Fee:0.0100% 【イタリア株のみ】 |
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配当金受取手数料 | HKD 20 |
香港株の売買に関しては、HSBC香港よりも手数料が安くてオススメです。
HSBC香港からの資金移動もBill Paymentで無料でできます。
ただし、毎月の株式積立サービス(Monthly Stock Savings Plan)は1銘柄につきHKD 50/monthかかってしまい、HSBC香港のStocks Monthly Investment Planには敵いません。
KGI Securities(KGI証券)
KGI Securities | 香港株 | 決済通貨 |
口座管理料 | HKD 10 | |
取引手数料 | Web:0.25% (最低HKD 100) |
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株式購入時の その他手数料 |
StampDuty:0.1%(HKD 1,000あたりHKD 1)
TransactionLevy:0.0027% HKExTradingFee:0.005% Settlement Fee:0.003% |
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配当金受取手数料 | 配当金額の0.50% (HKD 30~150) |
KGIもMonex BOOM Securitiesに比べれば少し高めの手数料となります。
Phillip Securities(フィリップ証券)
Phillip Securities | 香港株 | 決済通貨 |
口座管理料 | 1銘柄あたりSGD 2.14/月
※2/month or 四半期中6回の取引 or 四半期中の合計手数料が132SGD以上で免除 |
HKD or SGD |
取引手数料 | オンライン:0.25% (最低HKD 100) 電話:0.30% |
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株式購入時の その他手数料 |
StampDuty:0.1%(HKD 1,000あたりHKD 1)
TransactionLevy:0.0027% HKExTradingFee:0.005% CCASS Fee:0.002% |
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配当金受取手数料 | 配当金100SGD以下:SGD 1.07
配当金100SGD以上:1%(最高SGD 53.50) Scrip Dividend:SGD 10.70 ± 外国証券手数料・税 |
最も手数料が高いのがこのPhillip Secuiritiesです。口座維持料が、銘柄ごとにかかることがあります。それが一番のネックですね。
一つのアカウントで管理出来るというメリットもあり、プラットフォームも最高にいいんですが。。。
Interactive Brokers(インタラクティブ・ブローカーズ)
IB | 香港株 | 決済通貨 |
口座管理料 | IB証券自体の維持料:10USD/月 (USD 100,000以上で免除・取引手数料分は維持費から差し引かれる) |
どの通貨を持っていても決済可能
例えばUSDしか持っていなくても、決済額分HKDでショートされるものの、USDが同等額以上あれば利子はかからない。 |
取引手数料 | 0.08% (最低HKD 18) |
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株式購入時の その他手数料 |
StampDuty:0.1%(1,000HKDあたり1HKD)
TransactionLevy:0.0027% HKExTradingFee:0.005%+HKD 0.50 ClearingFee(CCASS Fee):0.002% |
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配当金受取手数料 | 記載なし |
一言、
やす!!
まとめ
こう見てみると、いかにInteractive Brokersの手数料が安いかが際立って分かる思います。
なんせ、現地証券会社よりも安いんです。
香港市場はトランプの影響でボコボコです(2018年9月現在)が、貿易戦争が終わればまた、マネーが戻ってくる市場だと思います。
何かあったときに、そこにアクセスできる手段を持っておくことは必要と思います。
香港株投資に挑戦される方は参考にしてください。
ディスカッション
コメント一覧
ものすごく知りたかった情報だったので感謝です。
地場の証券会社ですと、日本語にも対応していた致富集團有限公司が気になっていましたが、やはりIBの方が何かと総合力がありますね。
やはり、IB証券が最強と思います。
私はHSBC香港の資金を有効活用するためにHSBCで運用しているだけで、もし香港に口座がなければ香港株投資にもInteractive Brokersを使ってると思います。日本語にも対応してますしね☆